気になってよく調べているためか、湯浅京己、石伊雄太、上田大河の尾鷲出身の3選手の情報がスマホでよく入る。
中日に入団した石伊捕手は、まずは開幕1軍に入ればいいなと思っていたら、盗塁阻止に対外試合初安打と、スタメンマスク奪取に果敢に挑んでいる。正捕手不在のチームの中、チャンスは十分にある。
西武の上田投手はプロ1年目のシーズンを振り返るインタビューで、17試合の登板も「試合数も少ないし、自分の中ではもっとできたと思う」「投手としては先発を目指したいが、自分は1軍で投げられるならどこでもいい」と言い切っている。浮上しなければならないチームとしては心強い言葉だろう。
阪神の湯浅投手はシート打撃に登板し、最速149キロを記録。見守った藤川新監督も「このままいければいい」と声をかけ、約7か月ぶりの実戦復帰の見込み。甲子園で大声援を浴びる姿が見たい。
今年もオープン戦が始まり、いよいよ公式戦開幕も近づく。3選手の活躍を期待したい。
(R)