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事故撲滅目指し全力 新宮地方交通指導員会連絡協議会 表彰式・研修会を実施

 新宮地方交通指導員連絡協議会(清岡幸子会長)の令和6年度表彰式・研修会が21日、新宮市緑ヶ丘の県東牟婁振興局で開かれた。新宮市から串本町までの交通指導員24人が出席。交通安全の推進に尽力した指導員4人を会長表彰でたたえ、研修会では新宮署員による交通情勢についての講話と特殊詐欺被害防止研修があった。

 清岡会長はあいさつで、「交通事故をなくし、安全で安心して暮らせる社会を目指すため、啓発活動などに精一杯取り組んでいきたい。また近年よく耳にする闇バイトが絡む犯罪は、交通事故同様に他人事ではなく、自分や身の回りの人がいつ被害にあうか分からない。私たちも交通指導員として、一市民として防犯意識を向上していければ」と呼び掛けた。
 
 来賓あいさつでは、交通事故をなくする県民運動東牟婁地区推進協議会の鳥羽真司会長(=東牟婁振興局長)が、昨年中の県内の交通事故発生状況や、自転車運転時のヘルメット着用努力義務化やながらスマホの罰則が強化されたことに触れ、「引き続き街頭啓発や交通安全教室などの地域住民に対する啓発活動を通じて、新たな交通ルールの周知と交通事故防止にお力添えをお願いしたい」と述べた。
 
 このあと、那智勝浦町交通指導員の塩﨑一男さんが代表して決起宣言。安全で快適な交通社会確立に向けて
  • 子どもが安全に通行できる道路交通環境の確保と安全な横断方法の実践
  • 歩行者優先意識の徹底と「思いやり・ゆずり合い」運転の励行
  • 自転車・電動キックボード等利用時のヘルメット着用と交通ルールの順守
  • 飲酒運転の根絶
 —の4つを協力に推進することを誓った。
 
 研修会では、新宮署交通課の上田昌斗さんが交通講話。今年1月1日から2月20日現在までの交通事故の状況について、県内では人身事故161件、死亡事故4件で、新宮署管内では人身事故16件、死亡事故1件が発生していると紹介。「歩行者と車の事故が増えていると感じる。一歩間違えればすべて重傷事故につながる」と伝えた。
 
 交通事故が発生しやすいのは、夕方から夜にかけての薄暮時間帯と夜間時間帯。「運転手から歩行者は見えにくいので、目立つ格好をしてほしい」と注意を呼び掛けた。
 
 また、歩行者優先意識の徹底とサイン+サンクス運動の推進、自転車利用時のヘルメット着用と交通ルール順守の徹底、飲酒運転の根絶などに力を入れ、交通安全思想の普及浸透を図っていくと話した。
 
 昼食後は、特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺についての講話があった。
 
   ◇  ◇  ◇
 
 表彰を受けたのは次の皆さん。敬称略。
 
中岡 貴恵(新宮市)
中岡 慎二(新宮市)
日下 虔秀(古座川町)
堀  周雄(串本町)
 

      2月22日の記事

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