熊野灘捕鯨文化継承協議会は2月10日(月)午後1時30分から3時30分まで、太地町太地の国際鯨類施設研修ホールで、令和6年度日本遺産「鯨とともに生きる」公開セミナーを開催する。参加無料。事前申し込みが必要(定員90人)。
和歌山県の熊野灘沿岸地域の捕鯨文化に関するストーリー「鯨とともに生きる」は、平成28年に和歌山県で初の日本遺産に認定、令和4年に認定継続されている。
同協議会では、「鯨とともに生きる」のストーリーや熊野灘地域の捕鯨の歴史・文化などへ理解を深めてもらうことを目的にセミナーを計画した。
内容は、「鯨の生態」を日本鯨類研究所研究員の井上聡子氏、「鯨者六鯨申候:熊野の古式捕鯨」を太地町歴史資料室学芸員の櫻井敬人氏、「太地町の捕鯨の現在」を日本小型捕鯨協会会長で太地町漁業協同組合専務理事の貝良文氏がそれぞれ講演する。
申し込み・問い合わせは、熊野灘捕鯨文化継承協議会(和歌山県東牟婁振興局地域づくり課内、電話0735-21-9649、平日午前9時~午後5時45分)。