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一丸で包括的支援構築へ 福祉功労で35人表彰 尾鷲市

社会福祉大会開く
 
 尾鷲市の第36回社会福祉大会が24日、市立中央公民館で開かれた。90人が出席し、福祉増進に功績のあった民生・児童委員や社会福祉施設の従業員ら関係者35人を表彰した。また、児童生徒の福祉標語の表彰式や地域福祉実践の取り組み発表を合わせて行った。
 
 主催者を代表してあいさつした加藤千速市長は表彰を受ける人に向け「社会福祉事業へのご尽力、感謝します」と献身的な取り組みに敬意を示し、「今後も経験、実績を生かし、さらなるご活躍を」と呼び掛けた。子どもたちには「尾鷲の次代を担うみなさんの活躍に期待しています」と激励した。
 
 市の福祉政策に関して、住民同士が支え合う仕組みと公的支援により地域を丸ごと支える包括的な支援対策の充実を進めていると説明。高齢者や障害者、子育て世帯に対する福祉の充実はもとより、家族や地域の絆を取り戻し、次の世代を担う人を健全に育成することが重要」と述べた上で「皆さまとともに取り組み、住んでよかった、住み続けたいと思えるまちづくりを進めるので、お一人お一人の参画とご協力を」などと呼び掛けた。
 
 表彰受賞者は、市長表彰28人、社会福祉協議会長表彰7人で、加藤市長と、山本樹社協会長が、それぞれ賞状を手渡した。福祉標語の優秀者も加藤市長が表彰した。
 
 大会宣言では、市社協の山本会長が、社会環境の変化や多発する自然災害などに言及し、「さまざまな福祉の課題に、地域住民や多様な主体が『我が事』として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を越えて『丸ごと』つながることによって、住民の暮らしと生きがいを充実させ、地域をともに創っていく『地域共生社会』の実現がますます重要になってきている」として、「あらためて人々の福祉ニーズや地域の生活課題に真摯(しんし)に向き合い、地域共生社会の実現を図っていくこと、ともに協力し合い、災害に負けない地域社会を作っていくことを固く誓う」などと読み上げ、拍手で採択した。
 
 実践発表では、社協職員が能登半島支援派遣の状況について報告した。
 
 表彰を受けたのは次の皆さん(匿名を除く)。児童生徒の福祉標語は後報。
 
【市長表彰/民生委員・児童委員功労者】
 前川三和子、藤森  妙
 奥村 里穗、世古 譲治
 東  秀憲、濵口 敦子
 森下 龍美、世古 清人

【同/社会福祉施設・社会福祉団体功労者】

▽長茂会
 平山 陽子、塩﨑 明香
 大川 一真、榎本 茂美
 片山さより

▽尾鷲民生事業協会
 辻  貴子、尾﨑 加奈
 小久保早穂、川口  翼
 世古  健、世古 美鈴
 喜田 具子、濵田 育子

▽尾鷲市社会福祉協議会
 長野 公昭、西  倫生

▽尾鷲市老人クラブ連合会
 大西 正隆、髙濵ヒロ子

【尾鷲市社会福祉協議会会長表彰/社会福祉施設・社会福祉団体功労者】

▽長茂会
 西村 エマ、中村 公美
 八原 美樹

▽尾鷲民生事業協会
 濵中奈々美、内山 美咲

▽尾鷲市社会福祉協議会
 大和 壽臣、山本 久記

      11月25日の記事

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