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早船競漕の旗番決まる 熊野速玉大社例大祭「御船祭」

「誇りをもって奉仕して」
 
 上野宮司は冒頭、今年は世界遺産登録20周年で、令和10年には創建1900年を控えていることに触れ、「これまで受け継がれてきた伝統を氏子の皆さんとともに守り、さらに2000年、3000年と続いていくことを願う」と述べた。また、同祭典が国指定の重要無形民俗文化財で、世界に誇る日本の祭りとして注目を集めており、各方面から多くの奉仕や支援を受けて斎行(さいこう)していることを伝えながら、「われわれが受け継いでいるこの重みを感じ、この祭りに携われることに誇りをもって奉仕してほしい」と呼び掛けた。

 下地昌宏審判長からの諸注意に続き、旗番の予備抽選を開始。各地区の代表者が順番にくじを引いた。抽選順が決まったところで本抽選を行った。

 最上流の9番を引いた阿須賀区の橋本将大さんは「9番を引き当てることができたのは良い流れだと思うので、優勝目指して頑張りたい」。6番スタートとなった堤防区の田中亮さんは「まずまずの位置。順調に仕上がってきているので本番が楽しみ」とそれぞれ意気込みを語った。

 早船競漕は16日(水)午後4時頃、神輿(みこし)が熊野川河原に到着し、神霊が神幸船(しんこうせん)に遷(うつ)された後、丹鶴ホール下の河原(下札場)からスタートする。諸手船(もろとぶね)に曳(ひ)かれる神幸船を先導して9地区の船が水しぶきを豪快に上げながら競漕。約1.6キロ先の御船島を3周したあと、乙基(おとも)の御旅所のある河原(上札場)を目指す。

 
早船競漕のスタート順
(下流)
1番 神倉区
2番 千穂区
3番 丹鶴区
4番 御幸区
5番 王子区
6番 堤防区
7番 春日区
8番 明神区
9番 阿須賀区
(上流)

過去10回の早船競漕の優勝区(令和2・3年は中止)
令和 5年 春日区  15分48秒
   4年 王子区  15分50秒
   元年 堤防区  15分 2秒
平成30年 王子区  16分43秒
  29年 阿須賀区 15分22秒
  28年 阿須賀区 14分18秒
  27年 大王地区 14分41秒
  26年 阿須賀区 16分20秒
  25年 大王地区 17分56秒
  24年 阿須賀区 15分24秒

      10月12日の記事

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