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正しく着用し命守って シートベルトの効果実感

時速5キロで衝突体験
 
 尾鷲署の交通安全教室が26日、紀北町東長島の町福祉会館で開かれた。親子連れを中心に約20人が参加し、チャイルドシートの正しい着用方法などの説明を受け、シートベルトの効果や交通事故の衝撃を体感した。
 
 先月、福岡市内で路線バスと軽自動車が正面衝突し、軽自動車に乗っていた7歳と5歳の姉妹が死亡した事故を受けて実施した。姉妹は着用していたシートベルトに腹部を強く圧迫されて死亡したとみられている。
 
 町内の親子教室などで参加を呼び掛けた。日本自動車連盟(JAF)三重支部の協力で、衝突時の衝撃が体験できる「シートベルトコンビンサー」を用意した。
 
 教室では笠井剛司交通課長が、チャイルドシートは体格にあったものを使うこと、6歳未満は着用が義務になっていること、大人用のシートベルトは身長140センチ以上を対象に設計されていることなどを説明。チャイルドシートを使った着用法の実演も行った。「チャイルドシートやシートベルトは命を守るためのもので、子どもの安全を守るために正しく使用してほしい」と呼び掛けた。
 
 説明後、シートベルトコンビンサーの体験があり、受講者は時速5キロ時の衝突の衝撃と、シートベルトの効果を体感した。体験した人は「時速5キロでも衝撃がある」などと話していた。
 
 パトカーの試乗体験もあり、運転席に乗せてもらった子どもたちはうれしそうな笑顔を浮かべていた。

      9月26日の記事

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