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夜空見上げるきっかけに 星空写真展「前期」開催中 宇久井VCで8月6日まで

 那智勝浦町宇久井、環境省宇久井ビジターセンターは現在、同センター内で、星空写真展「見上げてみよう夜の空」を開催している。

 熊野天文同好会の仲賢さんの協力を得て、8月6日(火)までの前期は「星空観察@吉野熊野国立公園」と題し、国立公園ならではの名所と星空の絶景写真を、8月9日(金)~9月30日(月)の後期は「写真で見る様々な天体」として、よく聞くペルセウス座流星群や、バラの花のように見えるバラ星雲など興味深い天体の世界を紹介する。展示写真は前後期合わせて43枚。
 
 前期の展示では、田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社旧社地・大斎原(おおゆのはら)に映る天の川や、熊野市有馬町の名勝・獅子岩に降り注ぐ流星群、御浜町阿田和の七里御浜ふれあいビーチを明るく照らす夜空、新宮市と紀宝町を結ぶ熊野川河口に新たに完成した河口大橋を入れた星空写真など、多彩な写真が並んでおり、訪れた人たちは昼間と雰囲気が一変する星空写真を興味深そうに眺めている。
 
 毎年8月1日~7日は「スター・ウイーク~星空に親しむ週間~」。8月上旬は全国的に梅雨が明け天候が安定するころで、星空を眺めるのに適している。同センターは「写真展を通じて、星空を身近に感じ、夜空を見上げるきっかけになれば幸い」と伝えている。
 
 同センターの開館時間は午前9時~午後5時。休館日は水曜日。問い合わせは、宇久井ビジターセンター(電話0735-54-2510)。
 

      7月29日の記事

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