新宮市保健センター横の花壇「タウンガーデン」で１９日、イルミネーションの飾りつけが行われた。花壇を管理するボランティア団体・タウンガーデン（平田裕子代表）のメンバーと、タウンガーデンクリスマスイルミネーション点灯式実行委員会（沓澤敦委員長）合わせて約２０人が参加。電球が切れていないか確認しながら設置作業に取り組んだ。イルミネーションの点灯式は１２月３日（日）、タウンガーデン横の保健センター前駐車場で行われる。

 

　大規模なイルミネーションがない新宮市の冬の夜を彩ろうと、タウンガーデンメンバーが１８年前に始めた。各地のイルミネーションを見学するなどして、手作りの装飾を行っていたが、会員の高齢化により、７年前からは若手ボランティア団体の協力を得て飾りつけを続けている。

 

　参加者ははじめに、電飾を取り出して点灯を確認し、必要な分を選んで木や花壇などに飾り付けた。高い場所は脚立やクレーンなどを使って設置していった。平田さんは「高所作業もあるので、若い人たちがたくさん協力してくれてありがたい。毎年たくさんの電球が切れていくので買っても追いつかないので大変。点灯したらたくさんの人に見に来てもらいたいです」と話していた。

 

 

　点灯式は、１２月３日の午後５時から同８時３０分まで。ダンスの出演団体は、「ＰＨＡＴ ＤＡＮＣＥ ＳＴＵＤＩＯ」「ＨＡＬ ＣＲＥＷ」「Ｆ．Ｓ．Ｐ．Ａ」「丹鶴幼稚園」「ＡｎｉＡｎｉ Ｈｕｌａ Ｓｔｕｄｉｏ」「はまゆう保育園」。また豪華ゲストの新宮市出身のギタリスト「ＯＺＡ」による生演奏のほか、「ＢＯＨＥＭＩＡＮＮ」「キヨトラタ」も出演する。

 

　飲食ブースでは、「ＢＡＲ ＢＧＭ」「ｍ ａｎｄ ｍ」「日和ＨＩＹＯＲＩ」「ｓｕ．ｎａ．о」「桜酔」が出店。牛肉うどん、タコライス、からあげ、ポテト、キラキラドリンク、ホットチョコミルク、クリスマスケーキなどを販売する。最後には、豪華景品の当たるくじが入った菓子まきが行われる。主催者は「冬の寒さを吹き飛ばすほどの温かいイベントとなっています。ヒーロー登場のサプライズもあるかも。子どもたちにぜひたくさん来てほしいです」と来場を呼び掛けている。