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不連続線「マスク着用緩和」

 マスク着用緩和から1週間。引き続きマスクをしている人が多い。17日に尾鷲小学校の卒業式を取材した。これまでと同様、規模は縮小されていたが、子どもたちは式の大部分はマスクを着けておらず、緊張しつつも晴れやかな表情が見られた。

 新型コロナウイルス感染症と書き続けて3年余り。5月の連休明けには感染症法の位置付けが5類に変更される。3年もたってさすがに「新型」と呼び続けるのは違和感があるし、将来別の新型感染症が発生する可能性もある。英語表記では「COVID—19」とされている。引き下げのタイミングで例えば「2019年型コロナ」などに名称を変更すればと思う。

 三重県内の19日の感染者は124人。一日の感染者が100人を下回る日も多くなっている。このまま終息に向かってほしいもの。一方で、この1週間、尾鷲市と紀北町での感染者が相対的に多くなっているのが気にかかる。

 まちで見掛ける人は、まだ多くがマスクを着用していて、緩和になったという雰囲気はあまりない。地域内で感染者が減り切っていない現状でもある。引き続き、しばらくは警戒が必要のようだ。

(M)

      3月20日の記事

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