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海水浴場にクジラ搬入 7月22日から一般開放

 太地町立くじらの博物館の職員らは20日、海水浴を楽しみながら自然に近い状態でクジラを観察できる「くじらに出会える海水浴場」の準備のため、ハナゴンドウ2頭を太地町太地のくじら浜海水浴場に設置した網生け簀(いけす)に搬入した。展示期間は22日(金)から8月16日(火)までで、海水浴場の開設期間と同じ。
 
 同イベントは2008年から実施しており、今年で14回目。同館によると、全国でクジラと一緒に泳げる海水浴場はここだけという。期間中は12メートル四方、深さ3メートルの生け簀に2頭がおり、1日2回(午前11時ごろ、午後1時ごろ)、生け簀を開放して人と同じ区画を泳ぐ。観察できるのは開放時間のみ。感染症拡大防止対策として、例年行っている生け簀への特設ステージの設置は取りやめた。

 20日午前6時30分ごろ、森浦湾で搬出作業を開始。血液検査や体温測定などの健康観察の後、専用の担架に収納してボートの両脇につり下げ、海水浴場まで海上移送で運搬した。生け簀到着後は網を一部開け、担架に乗せたまま複数人で引き入れ、内側で解放。作業はクジラへの負荷をなるべく少なくするよう、慎重を期した。

 搬入されたのはメスのサツキ(推定年齢13歳、体長292センチメートル、推定体重410キロ、イベント参加7回目)と、オスのシロ(推定年齢26歳、体長296センチメートル、推定体重390キロ、イベント参加4回目)。搬入後は餌を与えしっかりと食べるかなど、健康状態を確認した。

 同館主任飼育員の富田史明さん(34)は搬入した2頭について「新しい環境で落ち着かない様子も見られたものの餌もしっかり食べ、大きな異常なく安全に運べた」と話した。またコロナ禍で客足が遠のきクジラを見てもらえない日々が続いた一方で、今回の海水浴場オープンによりたくさんの人に見てもらいたいとし、「クジラと一緒に泳げる珍しい場所。自由に泳ぐクジラを見ていただけたら」と話した。

 くじら浜海水浴場は22日(金)~8月16日(火)の期間、午前9時~午後4時を遊泳時間として開設する。更衣室、シャワー室は感染症拡大防止のため閉鎖とし、屋外設置の簡易シャワーブースは利用できる。トイレあり。無料駐車場は50台程度まで停められる。

      7月21日の記事

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