和歌山県は26日、新型コロナウイルス感染症で、新たに10代~100歳以上の男女16人の感染を確認したと発表した。1日に発表した感染者数が20人を下回ったのは12日の11人以来約2週間ぶり。また、既に感染が判明していた90代女性が25日、70代男性が26日と、計2人が死亡したことも発表した。県内の感染による死者数は計24人となった。亡くなった90代女性は、入院した4月13日当初は無症状であったが、その後次第に症状が悪化していったという。県が確認した感染者は、死亡した24人を含め計2049人(再陽性含む)となった。
新たに感染が確認された16人を居住地別で見ると、
- 和歌山市8人
- 田辺保健所管内4人
- 海南保健所管内2人
- 岩出保健所管内1人
- 橋本保健所管内1人
いずれも症状は安定しているか、無症状という。一方、既に感染が判明している男女12人が変異株に感染していることもわかった。変異株の感染は計357人となった。
県は25日、26日と新規感染者数が減っていることは喜ばしいが、これをもって減少傾向だとは全く言えず、予断を許さない状況に変わりはないとしている。