第５２回和歌山県スポーツ少年団野球大会東牟婁地方大会（和歌山県軟式野球連盟など主催）の準決勝と決勝が２４日、新宮市佐野の市民グラウンドで行われ、那智勝浦少年野球クラブが優勝した。準優勝の串本オーシャンズとともに６月１２日と１３日に海草地方で開かれる県大会に支部代表で出場する。

　今大会は新宮・東牟婁地方の９チームが出場。今月１０日に開幕し、トーナメントで争った。大会３日目の準決勝は、第１試合で串本が神倉少年野球クラブを４−３で下し、第２試合では那智勝浦が太地・蓬莱連合と６−６の引き分けだったが、抽選で那智勝浦が決勝にコマを進めた。

 

　決勝は、那智勝浦が初回に一挙６点を先制すると、串本の反撃を許さず６−０で完封勝ちした。那智勝浦の主将・小谷恵菜さんは「今日は決勝戦でみんな実力が出せてよかった」と振り返り、新屋勝久監督は「準決勝は最終回に同点で迎えたときはどうなるかと心配したが、決勝戦で全員が声を出して練習の成果が出せた」と喜びを語った。

 

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　優勝・準優勝チームのメンバーは次の通り。敬称略。