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不連続線「コロナ対策」

 先日、とある飲食店で3人で食事。入店前には手指消毒。左右3人ずつ6人がけのテーブルに互い違いになるように座るなど互いに配慮した。黒い作務衣のようなユニフォームを着た店員が、注文した飲み物を持ってきた。マスクにフェースシールド。「忍者みたいやね」という印象を伝えると「フェイスシールドを挙げたら機動隊員に見える」という返事。ちょっとしたユーモアに心が和んだ。
 
 他人と会う時はさすがにマスクを外せない。仮に自分が感染していた場合のリスクを減らせる。冒頭の店の店員は、マスクとシールドの2重防護。「どちらかでいいのでは」とも思うが、多くの人と接する商売。しっかりした配慮に頭が下がる。
 
 東京で「対策しています」のマークをつけていた店で感染した事例があった。対策が形だけだったのか、防げなかったのかは不明。三重県の緊急経済会合でも「安全・安心な店舗であることを、客観的により明確に示す施策ができないか」との声が出たそう。
 
 きちんとやっている店が、とばっちりを食うのはかわいそうと思う。近所の店同士で点検し合うような仕組みで安心をアピールできないか、と考える。
 
(M)

      8月26日の記事

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