運動不足解消にと、ブレイブボードという乗用玩具を購入した。横乗り姿勢で足を前後することによって前に進む次世代のボードで、アメリカで大ヒットし、日本には10年ほど前に上陸した。
スケートボードと違って車輪が前後に1つずつしかないため、バランスが大変とりにくい。ただ立って乗るのさえ怖くて、早くもギブアップ状態。そんな情けない姿を尻目に、子どもたちは少し練習しただけでコツを掴んだようで、間もなく乗りこなせそうな感じだ。
年齢を重ねるにつれて、何かにチャレンジする機会は少なくなってくる。忙しさや疲れを理由にしたり、やる気スイッチが入らなかったり。どうせ今さら無理だろうという諦めもある。
ブレイブボードのブレイブは、「勇気」という意味で、勇気を持って挑戦する人、転んでも負けない強い子どもが増えることを願って付けられたという。「夢中になれることに年齢は関係ない」とは、日本の代理店の代表のメッセージ。5歳の子どもですら、尻もちをつきながらがんばっている。私も勇気を持ってチャレンジしてみようか。
【織】