新宮市の高田グリーンランド(GL)で23日、第2回「さくらまつり」が開催された。飲食店の出店やダンスなどのステージ発表、猿まわし、もちまきのほか、小学生以下の子ども向けイベントとして、宝探しゲームと○×クイズなどもあり、多くの親子連れらでにぎわった。
高田GLを昨年から管理運営する株式会社さくらコーポレーション(林知恵利代表取締役)の同まつり事務局が主催。施設を大勢の人に知ってもらおうと、多彩な催しを企画した。
会場には、唐揚げ、焼きそば、フライドポテト、タコス、カレー、たこ焼き、クレープなどの販売ブースやキッチンカーが並び、昼時になると来場者の行列ができていた。
ステージでは、ヒップホップ、フラダンス、よさこい、日本舞踊などのダンス発表があった。日本の伝統芸能である猿まわしでは、日高郡からチーム「お猿の森」が来場し、サルの「幸」が竹馬や逆立ちで障害物を飛び越えたり大ジャンプしたりする技を披露。一生懸命に頑張るかわいらしい姿に大きな拍手が送られていた。
子ども向けには、お宝をゲットすると菓子のつかみ取りに挑戦できる宝探しゲーム、豪華景品がもらえる○×クイズが催され、にぎやかな声が響いた。フィナーレは盛大にもちまきが行われ、来場者は手を上げてアピールしながら拾い集めていた。
さくらコーポレーションの林代表は「天候に恵まれ、たくさんの人に来ていただき良かった。子どもからお年寄りまで楽しめるように、今後も地域おこしのイベントとしてずっと続けていきたい」と話していた。