有名な詩人・書家をイメージ
交差点に看板「片付け意識持って」
交差点に看板「片付け意識持って」
御浜町阿田和の山地交差点の空き地には「やっぱ“お片づけ”っていうのは『心のゴミそうじ』なんだよなあ…。」「『いらないもの』を捨てる事、それがお片づけのはじまり、はじまり。」と書かれた看板がある。この看板を設置したのは新宮市に本社を構える株式会社わくわくドッカーン本舗の大村輝雄代表取締役社長。
今も続くコロナ禍により自宅で過ごすことが多くなった各家庭で気分一新、一念発起として住居内の片付けに挑戦する人が多くなりつつある中で「どこから手をつければいいのか」「物が多すぎて整理整頓ができない」「そのうちそのうちと、遠回しにしてしまう」と、いざ片付けをしようとして挫折する話を聞くことが多くなったという。そんな時に営業先の住宅や店舗で、詩人・書家で有名な「相田みつを」の詩が書かれたポスターをよく見かけ「もし、先生がこの時代に生きていたら」という考えのもと「片付け」をテーマに3つの詩を書き上げ、自社の看板を掲げる御浜町の交差点の脇にこれら2つの詩と自社ガレージ前に「『いつかそのうち、お片付け』その『いつか』って、『いつ』なんかなあ…。」という詩が書かれた看板を掲示したという。
また、御浜町阿田和交差点の空き地の看板の掲示は「信号待ちの時、運転手の皆さんに印象に残ること。『片付け』をテーマにした詩を見て、自社の看板を見ることで『片付け』に対して意識してもらうことを考え、1年の期間を掛けてこの場所に選定しました」と大村社長は話した。
看板の製作依頼を請け負ったのは新宮市三輪崎の「岩崎看板」。使用された書体は「調和体」といい、書体の専門家でもある同店舗の店主の作品で、漢字と仮名文字が柔らかい字体で「調和」するようにできており、大村社長が相田みつをさんの詩を意識して書き詩にマッチさせている。
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リサイクル事業 午前10時~午後6時
定休日/毎週月曜日
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