• 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

雨の蒼海300人泳ぐ 三木里でOWS 記録競う

 オープンウオータースイミング(OWS)三重オープン2024が6月30日、尾鷲市の三木里海水浴場で行われた。全国から317人のエントリーがあり、海に設置されたブイを回って記録を競った。
 
 一般社団法人三重県水泳連盟が主催する大会で、オープンウオータースイミングが国体の正式種目になった平成28年にみえとこわか国体のプレ大会として三木里海水浴場に大会を誘致。翌29年に公益財団法人日本水泳連盟の認定大会に選ばれ、きれいな海水と白砂青松の海岸の会場は評判を呼んでいる。
 
 今回は佐賀県で行われる国民スポーツ大会(国民体育大会から名称変更)の予選会となる日本選手権トライアル、一般、高校生以下、小学4年生以上13歳以下のジュニアの部で、距離は5キロ、3キロ、1キロ、500メートルがある。新しく2キロを4人で泳ぐリレーも行われた。
 
 この日は時折雨脚が強まる悪天候で、水温は午前7時の時点で24.5度。7時半から公式練習が始まり、ウオーミングアップをして競技に臨んだ。海にはライフセーバーや水上バイクなどを配置して、安全を確保した。
 
 競技ルールやコースなどについて説明を受けた後、500メートルと1キロの部から競技を開始。波打ち際沿いに横一列に並んだ競技者が一斉にスタートして海に入り、1周500メートルのコースを時計回りに回った。スタートからしばらくして雨脚が強まり、海から上がってきた仲間や家族と健闘をたたえ合った。
 
 ジュニアの部女子3位になった川崎紗來さん(尾鷲中1)は「雨と波が高くて泳ぐのはなかなか難しかったけど、なんとか頑張れた」と笑顔で話した。
 
 愛知県東浦町から家族で参加した田中浩一さん(51)は「友人が出場するというので来てみた。晴れていれば海も景色もとてもきれいだったと思うので残念だが、子どもたちも無事泳ぎきれたのでよかった」と話した。

      スポーツ「躍動」

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      イベントカレンダー

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ