13日から16日にかけて、各地で盆行事が行われた。地区ごとに盆踊りや精霊送り、供養花火の打ち上げなどを行い、亡くなった家族や親族などにあらためて思いをはせ、過ぎゆく夏を惜しんだ。
尾鷲市の曽根地区では14日と15日に盆踊りを行い、16日午後4時から港に約80人が参列し、精霊船送りの行事を営んだ。
同地区では「極楽丸」という全長約1・8メートルの木の船を造り、読経や参列者の焼香などの後、沖に出て流している。
極楽丸は第八丈丸に載せられ、約6キロ沖まで運ばれ、賀田湾外の海上に置かれた。しばらくは波に揺られていたが、数分ほどで波をかぶって海の底に沈んで行った。同日夜には灯ろう送りの行事も行われた。
三木里海岸では16日夜、供養花火があった。初盆の遺族や地区民、事業所などからの寄付を得て、三木里地区会が毎年行っており、今年は早打ちを取り止めて仕掛け花火に限り、約500発を打ち上げた。
コミュニティーセンターで営まれた初盆の合同慰霊祭、センター横広場の盆踊りに続いて9時からお待ちかねの花火が始まり、10分間にわたってスターマインを連打。最後にナイヤガラで、戒名を焼いて初盆を迎えた精霊を供養し、故人の冥福を祈った。
心配された雨も夕方には上がり、海岸には地区民や帰省者をはじめ、地区内外から家族連れなど約700人が訪れて夜の海を彩る花火を楽しみ、過行く夏を惜しんでいた。
