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花火は午後7時30分から 多くの市民に〝関わり〟呼び掛け 8月3日 おわせ港まつり

 第71回おわせ港まつりが8月3日(土)、尾鷲港で行われることが決まった。市制70周年の節目の取り組みとして、花火打ち上げの前に尾鷲節パレードを22年ぶりに復活させる。テーマは「我(わ)がらで創ろう尾鷲の未来」。会見した村瀬晃健実行委員長は「多くの人に来てもらい、楽しんでいただきたい。少しでも自分ごととしてとらえてもらって、多くの人に参加してもらえれば」と、積極的な関わりを呼び掛けた。
 
 尾鷲節パレードは午後4時ごろから、西村整形外科前から尾鷲港のコースで実施予定。30日現在6団体100人余りが参加を申し込んでいる。市は各団体、企業や学校などを通じてさらに参加を呼び掛けている。

 パレードの復活に伴い、昼間から夕方にかけて行っていたフラダンスや軽音楽のステージイベントは取り止める。軽音楽は同時開催のイタダキ市に合わせて行う。カッター大会については未定。魚つかみ大会は行わない予定。

 午後6時30分から、昨年の第36回全国尾鷲節コンクールで、最年少で優勝した仲勇人さんの歌声披露、尾鷲節子ども太鼓、ロックジャムなどの演奏がある。

 花火は午後7時30分から打ち上げる。昨年、雨やトラブルの影響で午後10時までに打ち上げを終えられずいくつかのプログラムが未消化になったことなどから、30分前倒しした。終了予定は午後9時。例年並みの3000発の打ち上げを目指す。村瀬実行委員長は「協賛金の集まり具合によって1000発でもプラスできれば」と意気込んでいる。イベントの様子はユーチューブで生配信し、メイン会場周辺にいない人にも進行が分かるようにする。

 供養花火(1口3万円以上)、還暦花火(1口1万円以上)、祝い花火(同)を募集する。一般協賛については6月30日(日)までに寄付した人は、個人も含めてプログラムに掲載する。また、市内の商業施設や市役所などに募金箱を置いて協力を呼び掛ける。

 ポスターは三重県出身の写真家「ふがまるちゃん」が撮影した彩色千輪菊の写真を使った。題字は書道家で「尾鷲人」の川西美智さんのもの。関連グッズとして尾鷲中美術部の伊藤莉央さん(3年)、森田汀瑠さん(1年)の作品を使いうちわ5000個を製作した。協賛した人や事業者、街頭募金の協力者、ふるさと納税感謝企画で来訪する人らに配布する。

 8月3日から17日の2週間、港まつりをテーマにしたフォトコンテストを行い、最優秀作品を来年度のポスターに利用することにしている。

 港まつりの情報はインスタグラム(▼下記QRコード)で随時更新し機運を高めていく。

 問い合わせは事務局の協同組合尾鷲観光物産協会(0597-23-8261)。
 
 
▼インスタグラム

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