尾鷲市向井、三重県立熊野古道センターは7月11日(日)午後1時30分から、新熊野学講座「山田耕作氏 最後の授業~東紀州の蘚苔(せんたい)類について」を尾鷲市向井の同センターで開く。参加無料。
熊野古道やその周辺地域の歴史、文化、民俗、自然などを総合的に学ぶ全4回の講座。公益財団法人服部植物研究所非常勤研究員の山田耕作さん(伊勢市)を講師に迎え、東紀州地域の苔(こけ)類について学ぶ。
同センターによると、苔類は国内約1700種確認されており、東紀州では732種が自生。種類と生育量は極めて豊富で、多様さでは屋久島に次いで2番目としても過言ではないという。
定員は先着100人で、6月10日から受け付ける。申し込みおよび問い合わせは同センター(0597-25-2666)まで。