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工事に備え環境整備 八鬼山荒神堂 いよいよ改修へ

 尾鷲市の八鬼山山頂近くにたたずむ八鬼山荒神堂で9日、敷地にたまった落ち葉や腐葉土を取り除く作業があった。
 改修工事の着工となる21日の解体作業を控え、八鬼山荒神堂改修プロジェクト(野田隆代会長)が実施したもので、市内をはじめ、紀北町、鈴鹿市から8人が参加。お堂の裏にたまった落ち葉や腐葉土を熊手やジョレンでかき集めて手箕(てみ)などで運んだり、落ちて腐った枝などを取り除き、工事のための環境を整えた。
 改修事業は、今月1日に資材を運ぶモノレールを設置しており、15日に荒神堂内部に安置されている本尊や石仏などを仮置きする小屋を設置、21日に現在のお堂の解体にかかり、新しいお堂の建設に着手。8月末にはかつての地権者だった岩本家墓地を囲むフェンス、9月10日には新しいお堂が完成する予定で、同月28日に落慶法要を予定している。
 同プロジェクトが昨年10月の臨時総会以降、本格的に始めた賛助金の受け入れ状況は、今月7日時点で個人、企業、各種団体から824件、募金9件で、入金済みが1553万7171円、入金見込みが250万円。
 一方、これまでの予算執行状況はモノレール設置に248万4000円、改修工事に1024万7040円、岩本家墓地周囲のフェンス設置41万400円。
 改修事業はこのほか、周囲の整備、祭壇と護摩壇など備品の充実、落慶法要に要する費用などが必要で、余裕があれば休憩所として屋根付のベンチ2基を設置したいとしており、目標額2000万円に200万円ほど足りないことから、手元に集金済みのものがある人、今後、賛助していただける人は6月中に連絡をと呼び掛けている。
 尾鷲商工会議所女性部が秘境ガイドブック「魅せます尾鷲」をつくるために、野田会長は「荒神堂といえば尾鷲の守り神のようなもので、5年ほど前に荒神堂を訪れ荒れ果てた姿を見たときにがっかりし、これでは尾鷲が衰退すると感じた」と改修事業にかかろうと考えた思いを語り、「ようやくここまできたという思いだが、賛助金を募り始めてからは順調に進んでいる。友人の助言や協力してくれた皆さんのおかげ」と話していた。
 21日の解体作業は午前8時ごろからかかる予定で、県教育委員会の文化財担当者も訪れる。一般の見学も可能で、希望者は事務局(090・6765・3871)まで連絡するよう呼び掛けている。なお、荒神堂改修に関する情報は「秘境ガイドブック 魅せます!尾鷲」のフェイスブック(https://ja-jp.facebook.com/misemasuowase/)で随時情報を更新している。

      尾鷲市

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