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総合病院の広域化に言及 世界遺産15周年事業の概要も

 尾鷲市議会6月定例会は5日、議案上程に先立ち加藤千速市長が市政報告を行った。
 今後の地域づくりのカギになる「おわせSEAモデル事業」に関しては、「事業の可能性を追求するための部会を設置し、想定事業の可能性を検討しつつ、基本計画、実施計画の作成に向け、鋭意議論を重ねている」と紹介。「地産地消エネルギーを基に産業の振興、また、集客交流人口の増加に向け、実行可能な事業について検討を進めながら、計画の策定に取り組んでいく」とした。
 熊野古道など「紀伊半島の霊場と参詣道」の世界遺産登録15周年事業については、9月に『世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」と「磐座(いわくら)信仰」』と題したシンポジウムを開くこと、11月のツーデーウオークを3日間開催とし、市内の4峠を踏破する特設コースを設ける予定と計画を紹介。港まつりや尾鷲節コンクールなどの催しも冠事業として市内外にアピールすることで、集客交流につなげていきたいとの思いを示した。
 このほか、市内の小学校5、6年生を対象に、熊野古道をテーマに絵やメッセージを描いてもらい、それを登録日に古道センターにロープでつなぎ展示する「幸せの古道旗」を実施するなど、「次代を担う子どもたちに、熊野古道の文化や自然等について再認識してもらうきっかけづくりを行う」と述べた。
 海洋深層水事業については「取水施設から最も近い古江漁港施設の有効利用が図られるための条件整理が喫緊の課題」と言及、国や県と折衝を重ねていると報告した。
 林業では「創設された森林環境譲与税に関し須賀利町をモデル地区と定め、森林所有者への意向調査から着手したい」と語った。
 学校関係については英語教育の充実に言及。特に賀田小学校で輪内中学校と連携した9年間を見通した英語教育の充実を図る共同研究を開始しているとした上で、「研究の成果や課題について、市内の全小学校にも広げ、子どもたちの英語力の向上を目指す」とした。
 自然環境と良好な生活環境保全についても言及。土砂などの埋め立て等について「災害の防止と環境の保全」を目的とした条例を制定するため副市長を中心に環境課を事務局として、関係各課連携のもと、条例の早期制定に向けた検討を進めていると報告。「県と協議しながら実効性のある条例制定に向けて取り組む」とした。
 尾鷲総合病院に関しては広域化に言及。「紀北町にも、尾鷲総合病院の経営に一定の関与をいただきたいと考え、まず経営状況等について、ご理解をいただきたく説明を始めさせていただいております。紀北町のご理解が得られれば、具体的にご協力いただける方法等について、協議を進めさせていただきたいと考えている」と述べた。
 このほか、国体、防災などに関する取り組みにも言及した。
 
尾鷲市議会の日程一部変更
 
 尾鷲市議会定例会は5日、市政報告のほか、本年度一般会計補正予算など6議案を上程し、審議を留保した。6日から12日まで休会。13日に本会議を再開して議案に対する質疑を行い、審査を常任委員会に付託し、一般質問に入る。
 定例会は初日の役員改選が予定通り進まず延会となったため、一部日程を変更した。一般質問は13日から土日を挟んで17日までの3日間。18日から20日まで3日間行政常任委員会を開き、21日の最終日に委員長報告、質疑、討論を行い、採決する。20日の予備日を充てるので、会期は当初と変わらず19日間。

      尾鷲市

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