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自分の命は自分で守る 地震・津波想定し避難訓練

紀宝町鵜殿 「かわりない会」
 
 紀宝町鵜殿地区新地域支援事業「かわりない会」が9日、鵜殿老人憩いの家「讃寿荘」であった。世話人と利用者26人が参加。町役場の新元明生特別参与と防災対策室の荒尾和彦さんが防災講話。その後、防災センターまで避難訓練を実施した。

 同事業は、原則週1回(月曜日)午前10時から午後1時まで同荘で実施されている。

 新元特別参与が「風水害や巨大地震・津波に対する備え『人の命が一番』」を演題にスライドで説明。「逃げ遅れゼロへの取り組み」として警戒レベル4で全員避難の徹底を強調。東日本大震災の死者1万9575人の死因が溺死90.6%、阪神・淡路大震災が6434人の死因は窒息・圧死83.3%であるとした。

 阪神・淡路大震災の際の自助による救助率が66.8%、共助による救助率は30.7%で自助・共助で97.5%の救助率に及ぶとし、災害の際は自助・共助が最も大切であると言及。「自分が助からなければ、家族や他人を助けられない」と述べた。

 家屋の耐震診断などの町の助成事業について話し、家具固定事業や火災報知器設置事業、耐震シェルター設置事業など、補助金の助成があり活用しようと呼び掛けた。最後に、平成23年の紀伊半島大水害で小学生だった人たちの意見を集約したJr防災フォーラムからの意見を紹介。

 災害時に注意しなければならないこととして、

▽「自分だけは大丈夫」と思わない
▽早めの避難を心がける
▽一度、避難したら戻らない

ーなどをあげて、自分の命を自らの力で守ろうと訴えた。また、避難訓練を前に「より早く、より高く」を参加者に求めた。

 その後、参加者は旧道側と体育館側の二手に分かれて避難訓練を開始。ヘルメットを着用し、世話人が手を取り町役場の防災センターまで誘導した。同センターに到着した後は、実際の避難の際は必ず階段を使用して5階まで逃げるなどのレクチャーを受けた。

 牧戸光彦会長は「地震の後、津波警報が出て避難することを想定し、訓練を行った。みなさんは、ほとんどを家で暮らしている。自宅で活用できるように。また、今日学んだことを、口コミで近所の人たちに広報して広めて、地域防災に役立ててほしい」と語った。

      紀宝町

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