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課題解決へ知事に要望 西田町長 紀宝町で「1対1対談」

 三重県の鈴木英敬知事と紀宝町の西田町長による「1対1対談」が10日、紀宝町防災拠点施設で開かれた。西田町長から紀宝町における防災対策や教育環境の向上についての要望がされ、各要望に対して鈴木知事から回答があった。

 西田町長からは紀宝町内における▽外国語指導助手(ALT)の拡充▽防災対策(河川海岸・対策について)▽防災対策(孤立地区の解消について)▽熊野川濁水対策について−の4点の要望があり、鈴木知事はそれぞれの要望に対して県の考え方を伝えた。
 
 ALTの拡充に関しては、平成29年3月に学習指導要領が改定され、外国語活動の推進が行われていることに触れ、西田町長は「ALT増員のための財政措置」を要望。現時点では中学校のALTを小学校と兼務させていることもあり、増員とそれに関する財政措置を希望した。それに対し鈴木知事は「費用の大部分が国税で賄われているALTに対し、県から上乗せする形での財政措置は難しい」と回答しつつ、「ALTにおける指導力の増強、国への英語教育支援の要望は行っていきたい」と言及した。
 
 そのほか、神内川の治水事業に関して「台風や前線の度に氾濫が発生し、地域住民に大きな被害が出ている」と早期完了を呼びかけた。それに対し鈴木知事は「現在実施している大規模特定河川事業などを活用し橋梁(きょうりょう)や水門の早期整備を進めたい。ソフト面では危機管理型水位計を導入し、住民自身で危険度を把握できる仕組みを来年度中に整備していく」と回答。
 
 また、熊野川の濁水対策に対して西田町長が「熊野川は川の世界遺産に登録されているだけでなく、飛雪の滝キャンプ場などの観光拠点もそばにある。景観の悪化が観光産業に打撃を与えるのではないか。また、藻場への影響による漁業への影響も考えられる」と懸念を示し濁水の改善を要求。鈴木知事は「堆積土砂の撤去や砂防堰堤の建設による対策を検討しつつ、紀伊半島知事会議でも問題提起をし、治水対策について国に提言する決議を取りまとめる予定」と話した。
 
 対談後、同町が導入を完了した「紀宝町タイムライン防災情報共有システム」に関する説明も行われ、各部署における危機管理システムや町内各河川のモニタリングなど、実際に使用される端末を用いての体験が行われた。同システムに対し鈴木知事は「県の防災システムと連携すればよりスムーズな状況把握と対策が可能になる」とさらなる活用について言及した。

      三重県

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