新紙幣の流通に伴い、紙幣刷新を口実にした詐欺が発生する恐れがあるとして、国民生活センター、国立印刷局、日本銀行、警察などが注意を呼び掛けている。
国民生活センターによると、詐欺の手口として、「旧紙幣が使えなくなる」「その新紙幣は偽札だ」などと言われ交換を求められたり、金融機関の職員を装った人から「新紙幣と交換する」と言われたりするケースが想定されるという。
同センターは「新紙幣発行後も現在の紙幣は使える」「金融機関や行政機関が新紙幣について交換を求めることはない」「新紙幣に関する不審な電話やメール、訪問があった場合は警察に相談する」ことを呼び掛けている。
消費者ホットライン 「188(いやや!)」
- 最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等を案内する全国共通の3桁の電話番号
警察相談専用電話 「#9110」
- 最寄りの警察の相談窓口につながる全国共通の電話番号