令和６年度（２０２４年度）「明るい町づくり」特選標語表彰式が１日、新宮市野田の市福祉センターであった。新宮市内の小中高校と紀宝町の矢渕中学校の１６校からの代表応募作品から選考し、各校１点を特選標語として表彰した。

 

　市教育委員会、市校外指導協議会、市補導協力委員会、市立少年相談センターが主催。どのような行動をとれば楽しい学校生活や明るいまちになるかを考え、児童生徒に標語して発表してもらう取り組みで、１９８７年に始まり今年で３８回目を迎えた。

 

　今年は１６校から７９点の作品が寄せられ、先月の審査会で特選標語１６点が決まった。表彰式には受賞の児童生徒のほか、保護者や教職員、少年相談センターの補導協力員らが出席。一人一人の作品が読み上げられたあと、表彰状が贈られた。

 

　市教委の速水盛康教育長は「今回の標語では笑顔やあいさつという言葉がたくさんあり、優しい言葉でそれぞれ書かれていた。感じたことや思いを言葉で表現するのは非常に難しく、試行錯誤しながら一生懸命に考えたことが伝わる作品ばかりだった。これからも自分の言葉で自分の気持ちを伝えてもらえたら」と呼び掛けた。

 

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　特選標語と受賞者は次の皆さん。敬称略。

 

 

人と人　心を結ぶ　「ありがとう」
田中　和眞（神倉小６）