紀宝町などは11月8日(日)、町内一帯で総合防災訓練を実施する。大規模地震により津波が発生した場合を想定し、適切な対応を確認する。シンポジウムや車両展示なども予定。全町民が対象となるため、幅広い参加を呼び掛けている。
実施主体は内閣府、三重県、町。当日は午前9時から、町内一帯に訓練放送が流れるのを合図に高台へ避難し、各地区の避難所計26か所で安否確認を行い、実際の災害時と同様に炊き出しなども実施。情報収集ドローンを飛行させるとともに、町がまなびの郷に設置した災害対策本部で各地の映像を中継する。
陸上自衛隊や国交省、海上保安庁、警察、消防などが加わり、孤立時の物資輸送や救護所の運営も想定。大規模な訓練となる。
午後1時30分からは同ホールで振り返りと日本DMATの小井土雄一事務局長らが登壇する「災害医療シンポジウム」を開く。まなびの郷と鵜殿運動場では、津波浸水時の視覚映像を再現したVR体験や防災グッズづくりなどのワークショップ、陸自ヘリコプターといった災害時に活躍する機体の展示なども行う。
町は「町民一人ひとりが防災意識を高め、発生時に適切な避難行動を取ることで犠牲者ゼロを目指すとともに、各機関の連携強化を図る」としている。また、避難の際は車を使用しないよう求めている。
問い合わせは、訓練総合調整窓口(紀宝町防災対策課、電話0735-33-0335)。
