• 那智勝浦町 熊野古道周辺の山中
  • 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

歴史や史実、逸話を紹介 国史跡追加指定の荒神堂と茶屋跡

 三重県立熊野古道センターの展示棟で、八鬼山荒神堂と茶屋跡のパネル展が開かれている。30日(火)まで。

 昨年12月に国指定史跡「熊野参詣道伊勢路」に追加指定される答申がなされたことを記念したもの。
 
 八鬼山荒神堂と茶屋跡は、西国一の難所とされ、伊勢路で最も区間距離の長いおよそ6キロに及ぶ八鬼山道の道中に位置。荒神堂は八鬼山日輪寺とも称され702(大宝2)年に修験者である阿闍梨返昌院仙玉法印の創建と伝えられ、西国三十三所巡礼の前札所として道中の安全を祈願して参拝されてきた。現在の建物は、老朽化した1893(明治26)年に再建されたものを解体し、2019(令和元)年に再々建された。
 
 一方、隣接して存在したとされる茶屋は、荒神堂の隣に山伏一家が居住して営んだとされ、西国三十三所名所図会にも切妻平入板葺屋根の建物が描かれている。茶屋の建物は失われているが、古道沿いには荒神堂と一連の石積み基壇が続き、茶屋跡の広場が残る。また、道を挟んで南東側には、湧水地と一連となる石積み基壇が残っている。
 
 展示会では、八鬼山越えの紹介や現代風にAI加工した西国三十三所名所図会、荒神堂改修プロジェクト、周辺外観図、史跡追加指定答申文化財概要、三重県指定有形民俗文化財の八鬼山町石と関連石仏、荒神堂内部の仏像、江戸時代後期から制作・使用された版木、改修前の荒神堂、八鬼山の現れた盗賊と修験者など古文書から分かる逸話、解体中に見つかった落書きなど、26枚のパネルで紹介している。
 

      イベント情報

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      イベントカレンダー

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ