新宮市立光洋中学校は22日と23日の2日間、1年生を対象に、苅屋きもの学院(同市三輪崎)主宰の苅屋企世子さんらを講師に招いた特別授業「着装とマナー」を開いた。生徒は浴衣の着付けや礼儀作法を学び、日本の伝統文化や美しい所作への理解を深めた。
授業は総合的な学習の時間を活用して毎年行っているもので、クラスごとに日を分けて実施。東京都で活動する苅屋さんの長女の吉田由香さんと、助手の坂上こふ美さんも指導にあたった。
授業ではまず、着物が日本の歴史や風土の中で育まれてきた伝統文化であることや、美しい着姿について学習。着物のたたみ方や扱い方を実践し、和装を大切にする心構えを教わった。
続いて試着用の浴衣を選び、男女別に着付けを練習。女子は、長い着丈を身長に合わせるため、腰の位置で余った布を折り上げる「おはしょり」の整え方や、帯の結び方に挑戦した。苅屋さんらの指導を受けながら、一つ一つの手順を確認し、丁寧に着付けていった。男子も丈やえりの合わせ方、腰紐や帯の締め方などを身に付けた。着付けを終えた生徒が手順に迷う友人を手伝ったり、互いに教え合う姿も見られた。
最後は立礼や座礼、お辞儀の仕方、立ち方や座り方などの礼儀作法を学習。浴衣姿で記念撮影も行った。
