御浜町尾呂志地区のこの時期の風物詩「風伝おろし」の写真展(第1回風伝おろし写真展実行委員会主催)が13日(土)と14日(日)の2日間、同町上野の熊野古道地域センターで開催される。14日に開かれる産直市場さぎりの里(同センターに隣接)の年末大感謝祭に合わせて行われる。
風伝おろしは、霧が風伝峠の山肌を流れ落ちる現象。幻想的な風景が写真愛好家らに人気で、毎年、シーズンになるとカメラを手にした人たちがこぞって尾呂志地区に訪れる。発生の素はツエノ峠に現れる雲海で、紀和盆地に溜まった霧(雲海)が風の流れによって御浜町側(南東)へ押し出され、一気に山に添って流れ落ちる幻想的な風景となる。
14日は同時開催のさぎりの里大感謝祭で、恒例のぜんざい・焼きそばの振る舞いや、正月に向けた売り出しが行われる。開店は午前8時から、振る舞いは準備が出来次第。
