和歌山県は8月31日(日)午後1時から、串本町サンゴ台のメルキュール和歌山串本リゾート&スパ1階メインホールで、「宇宙シンポジウムin串本~宇宙へ届ける『荷物』の活用方法~」を開催する。参加費無料。事前予約が必要。なお、会場とオンライン同時配信のハイブリッド開催とする。シンポジウムの運営は県立串本古座高校が協力する。
県では、宇宙・ロケット・人工衛星に関する理解を深めるため同シンポジウムを開催しており、7回目となる。今回は、特に人工衛星の活用方法について探究。特別講演には、JAXAの宇宙飛行士の古川聡氏を招き、基調講演では、地球観測衛星や準天頂衛星「みちびき」の活用事例について、各専門家が紹介する。さらに、県立串本古座高校の生徒たちによる事例発表や、スペースワン株式会社の現状報告も行われ、宇宙産業の最前線を知る機会となる。
また、パネルディスカッションでは、人工衛星がわれわれの生活に与える影響や今後の展望について議論する。登壇者は、中須賀真一氏(東京大学大学院工学系研究科教授)、遠藤守氏(スペースワン株式会社取締役・公益財団法人日本宇宙少年団専務理事)、中村友哉氏(株式会社アクセルスペースホールデングス代表取締役CEO)、佐藤友紀氏(三菱電機株式会社先端技術総合研究所グループマネージャー)。
県は「昨年12月18日、和歌山の空を駆け抜け宇宙空間となる高度約110キロへ到達したカイロスロケット2号機。カイロスロケットが宇宙へ届ける荷物(人工衛星)は、われわれの生活にどのように関わっているのか。第7回のシンポジウムでは、その荷物の活用方法を探ります」と伝えている。
参加希望者は▼下記のQRから申し込む(現地参加は先着400人)。締め切りは8月22日(金)。問い合わせは、和歌山県成長産業推進課(電話073-441-2355)。
▼申し込みQR
