新宮市新宮、こども家庭センターに隣接するタウンガーデンのイルミネーション点灯式が7日、行われた。点灯は来年1月11日(日)まで。時間は午後5時~10時。
季節の花を咲かせ、市民の憩いの場となるタウンガーデンでは、冬の風物詩のイルミネーションも毎年恒例。運営の関係により昨年で終了予定だったが、「さくらの会」(林知恵利代表)が引き継いだ。花壇の整備を行うタウンガーデン(平田裕子代表)協力のもと、ボランティアで準備・運営にあたり、電球の設置は先月23日に済ませていた。
点灯式は、こども家庭センターが工事中で第1駐車場が使用できないため、道路を挟んで向かい側の第2駐車場で実施。冒頭、林代表が引き継いだ思いや経緯を説明するとともに、「飲食ブースもたくさんあり、ダンスでも盛り上げてくれるので最後まで楽しんでほしい」と呼び掛けた。上田勝之市長もあいさつで関係者一同に感謝を伝え、今後の継続にも期待を寄せた。
日が暮れた午後5時30分、市内のはまゆうこども園と丹鶴幼稚園の園児たちが10秒前から元気にカウントダウン。「ゼロ」の掛け声とともに電球が一斉に灯(とも)り、会場からは大きな拍手が湧いた。このあと、各団体がダンスを披露し、寒い会場を熱気に包み込んだ。
イベントの最後は豪華賞品付きのお菓子まき。たくさんまかれるお菓子に子どもも大人も手を伸ばしていた。見事当たりのボールをつかんだ三寸木葵さん(王子ヶ浜小4年)は「すごくうれしい。イベントも楽しかった」と笑顔だった。林代表は「大勢の家族連れの皆さんに参加いただき盛り上がってよかった。来年も続けたい」と話した。
