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防災シンポジウム 20日 南紀熊野ジオセンター

 和歌山大学災害科学・レジリンス共創センター主催の防災シンポジウム「能登半島地震から南紀熊野で発生する南海トラフ地震を考える−ジオパークガイドとして地域の悲しみを伝えることができるか−」が3月20日(木・祝)午後1時30分から4時30分まで、南紀熊野ジオパークセンター(串本町潮岬)で開催される。参加費無料。

 下記QRから事前申し込みが必要で、定員は先着60人。申し込み締め切りは17日(月)。
 
 和歌山大学は南紀熊野ジオパークをこれまで研究や教育で支援してきた。先月18日には、和歌山大学、和歌山県、南紀熊野ジオパーク推進協議会との間で、「南紀熊野ジオパーク活動に関する連携協定」を締結。これを記念し、南紀熊野地域における地域課題でもある南海トラフ地震について考える。
 
 特に昨年発生した能登半島地震は同じ半島で起きた地震で、過疎地の地震でもある。将来の被災地になるかもしれない南紀熊野で、どんな教訓をくみ取れるのか、今回はダークツーリズムという視点で能登半島地震の被災地を考える。災害遺構や被災者の悲しみを伝えるために研究している金沢大学教授の井出明氏の基調講演を受け、これからの能登半島への見学に行く人も考えてもらうようにするシンポジウムとなる。ジオパークガイドとしても、南紀熊野ジオパークの中にある悲しみのあるジオサイトの伝え方について考える。
 
 当日は井出氏の基調講演のほか、「能登半島地震から南海トラフ地震を考える」を演題に、和歌山大学災害科学・レジリエンス共創センター兼務教授の此松昌彦氏、「『能登半島地震の被災支援』から得た知見による南海トラフ地震への備え」を演題に、和歌山県危機管理部災害対策課課長補佐の野口和典氏がそれぞれ講演する。後半には「災害遺構などのジオサイトを人々に伝えるには」をテーマにパネルディスカッションも予定している。
 
 問い合わせは、和歌山大学災害科学・レジリエンス共創センター(電話073-457-7558)。
 
 
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