新宮漁業協同組合(中村誠二郎組合長)は10日(金)正午から、新宮市王子町、王子水産裏の大浜海岸で、恒例の「えびす祭り」を行う。今年も大量の餅を用意しており、同組合は多数の来場を呼び掛けている。雨天決行。
漁船の安全操業と大漁を祈願する祭りとして毎年1月10日に開催。同組合によると、漁業組合が組織される前の網元の時代から130年以上続いているという。当日は餅まきに先立って午前11時ごろから、海岸横の神社で熊野速玉大社神職が出仕して神事を斎行(さいこう)する。神職が祝詞を奏上したあと、中村組合長はじめ組合員や来賓ら関係者が神前に玉串をささげる。
餅まきには例年、大勢の人が訪れる。早い時間から訪れて餅のよく飛んできそうな場所を狙う人もいる。
問い合わせは、新宮漁業協同組合(電話0735-22-8622)。