紀北町民文化展の海山地区の展示が20日(日)まで、海山公民館で行われている。絵画、書、陶芸、編み物など7分野で、住民らが思い思いに制作したものや、講座で取り組んだ作品約100点が並んでいる。
俳句は9人が17点を短冊や色紙に書いて出品。陶芸は9人が16点を提出していて、手を合わせた形の「おねだりかえる」や家の形の鉢カバーなど、ユニークな作品もあった。
書は、さまざまな書体の漢字の作品や、かなの作品など8人の15点が並んでいる。高さ2メートルほどの大型の作品や、違った書体で同じ文を書いた作品も目を引いた。
ひのきアートでは、薄い紙のように削いだものを使って、折り紙のかぶとを折ったもの、来年の干支(えと)のヘビをかたどったものもあった。
20日は午前9時から午後3時まで観覧できる。また、東長島公民館で11月1日(金)午後1時から3日(日)午後3時まで、長島地区の展示も行う。