新宮市は10月4日(金)~6日(日)の3日間、熊野速玉大社境内一帯で、世界遺産登録20周年記念事業「世界遺産熊野速玉大社光の演出」を開催する。時間は日没後(午後6時30分ごろ)~午後9時。
市の観光振興・地域活性化を目的に同大社の参道や神門、社殿等のプロジェクションマッピングやライトアップなど、ナイトコンテンツとしての光を使った演出を実施する。すでに世界遺産登録日の7月7日、7月26日~28日の計4日間開催したが、今回は前回よりもバージョンアップする。
内容は、参道に華やかな色彩のプロジェクションマッピングを施し、参道脇の木々や狛犬などにも光の演出を加える。神宝館横の芝生では、レーザー照明によるライトアップやスモーク演出等によりきらびやかで幻想的な空間を創出する。手水舎は花を敷き詰めてライトアップし、神門は同大社の例大祭や紅葉をイメージしたさまざまな色に光り輝くプロジェクションマッピングを施す。社殿は同大社の雰囲気を生かしたライトアップを行い、社殿前で光スモークの演出を予定している。
市商工観光課は「熊野速玉大社全域での大規模なライトアップおよびプロジェクションマッピングは今回の事業が初開催となります」とし、多数の観覧を呼び掛けている。
問い合わせは、新宮市観光地魅力アップ協議会(新宮市商工観光課内、電話0735−23−3333)。