東紀州地域尾鷲地区救急医療対策協議会は9月15日(日)午後2時から4時まで、尾鷲市立中央公民館で救急医療講演会を開く。尾鷲総合病院の幸治隆文院長が「心不全ってどんな病気? いつまでも元気な心臓をたもつために」をテーマに講演する。
心疾患は、がんに次いで日本人の死因の2位となっている。心不全については疾患自体の進行で悪くなることは少なく、要因はさまざまだが8割程度は日常の健康管理に起因していると言われている。講演では、予防を見据えた日ごろからの生活の見直しを含めた心不全全般について、紀北地域医療の実情に即した内容で語る。
講演に先立ち、三重紀北消防組合の救急隊員が、心疾患が疑われる救急患者を想定した救急搬送のシミュレーションを披露する。
幸治院長は津市出身。藤田医科大学を卒業後、三重中央医療センター、尾鷲総合病院、松阪中央総合病院などで勤務。昨年4月から現職。日本内科学会、日本循環器学会などの認定専門医。
無料。申し込みは必要ないが、当日会場の定員を超えた場合は入場制限する。