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梶賀のハラソ祭を紹介 捕鯨伝える貴重な祭り

 尾鷲市向井の三重県立熊野古道センターは10月14日(月)まで、企画展「わが郷土のお祭り 梶賀町・ハラソ祭」を開いている。船の飾り付けや、かつて捕鯨に使っていた銛(もり)、祭りの様子の写真や映像などを紹介している。

 東紀州各地に残る伝統の祭りを順次紹介している。今回は、尾鷲市梶賀町の正月行事「ハラソ祭」を取り上げている。
 
 古式捕鯨の様子を今に伝える祭り。担当した同センターの野村真知子さんによると、日本人と鯨との関わりは長く縄文時代にもその痕跡が見られる。鯨にまつわる行事芸能は現在も日本各地で見られるが、100年以上続く、海上での祭りは日本でもハラソ祭だけという。
 
 展示は、祭礼用の船飾りを模した大漁旗の飾り、祭りで使われる衣装、かつて使われた大小の銛、祭礼当日の写真、かつての梶賀地区の様子の写真、鯨についての解説パネルなど。また同地区の伝統保存食「あぶり」についても紹介している。船そのものを展示しようとしたが、大きすぎてあきらめたという。
 
 関連企画として10月13日(日)午前10時から正午まで「梶賀満喫」を行う。榎本富男区長らの案内え地区内を巡るほか、艪こぎやあぶりづくりを体験する。
 
 対象は小学5年生以上で費用は500円。定員は20人で応募多数の場合は抽選。締め切りは今月28日(土)午後5時。
 
 申し込み、問い合わせは同センター(0597-25-2666)。
 

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