尾鷲総合病院の病院運営懇話会で示された資料によると、2024年度には全国の公立病院のうち83・3%が赤字だったという。
また、市議会報告会の資料によると尾鷲総合病院には25年度、設備投資分も含め尾鷲市の一般会計から約6億2400万円が入れられている。それでも、一般会計からの負担金の割合は、全国公立病院平均より少ない様子。
難しいのは、患者自体が増えるのは望ましくないこと。疾患のある人の中で、地域外ではなく総合病院も含めた地域内の医療機関で受診する人を増やすことが大切で、病院長も「医療の質を上げつつ信頼していただく病院にすることで、この病院で治療を受けたいという方を一人でも増やしていきたい」と語っている。
病院には必要な医療人材をそろえてほしいし、地域住民が積極的に利用することが病院存続の鍵になる。
厚生労働省の分析によると、病院経営にとって収入の上昇よりコストの上昇割合が大きいことが分かっているという。収入増および、支出増に対する支援が求められる。
(M)
