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期待に応えられる存在に 新救急救命士が能力披露

 三重紀北消防組合尾鷲消防署所属の堀内祥太郎消防士(27)がこのほど、救急救命士の国家試験に合格。7日に同本部で訓練展示を行い、心肺停止時における的確な対応ができる能力を東欽也消防長や幹部、先輩らに示した。
 
 訓練は、119番通報によって救急出動し、到着時は70歳の男性が心肺機能停止状態となっている想定で実施。堀内さんは救急救命士として、医師に具体的な指示を要請し、現場で静脈路確保、アドレナリン投与、器具による気道確保の特定行為を行った。ほかの隊員に指示を出しつつ医師に患者の状態を伝え、指示を受けて処置を行って心拍を再開させてから、病院に搬送した。
 
 約20分の訓練の後、東消防長は「刻々と変化する現場状況の中で、特定行為の処置を迅速かつ適切に実施し、救急救命士の役割をしっかりと認識している」と講評。「今後も地方の人口が減少する中、救急医療件数は増加傾向にあり、その中でも高齢者が多数を占めている。地域住民からの救急需要と消防に対する期待もますます大きくなっていく。今後も自己研鑽に励み、周りから信頼される救急救命士になってほしい。いつ発生してもおかしくない巨大地震に備えた対応もお願いしたい」と期待を寄せた。
 
 堀内さんは消防士として9年目。消防士になってから、現場での活躍を見て、救急救命士を志したという。昨年8月からの名古屋の養成所の研修期間を経て、今年3月の国家試験に合格。尾鷲署における56時間の就業前教育、尾鷲総合病院で160時間の実習を終えると、尾鷲署の救急救命士として就業することになる。「救急救命士になる上で、具体的な処置だけでなく、人との接し方などいろんなことを学ぶ機会になった。もっと地域の人たちの期待に応えられる存在になれるよう、今後も励んでいきたい」と意気込みを語った。
 
 三重紀北消防組合の職員107人のうち、堀内さんを含めて31人が救急救命士の資格を保有している。

      5月 7日の記事

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