数日の春の嵐の影響で、サクラの見頃はあっという間に過ぎ去ってしまった。日中の空気もすっかり和らぎ、季節は初夏に移り変わろうとしている。寒がりの身としては、まだ上下のヒートテックは手放せないが、上着はもうほとんど必要なくなってきた。
日が長くなってきたことも実感する。早朝5時に外に出ると、少し前までは同時刻でも真っ暗だった空が、間もなく白み始める。天気が良い日に見える日の出や朝焼けは最高に美しく、今日も一日頑張ろうという前向きな気持ちにさせてくれる。
この春学校を卒業した子どもたちは、それぞれ新しい場所で新生活をスタートさせている。慣れない環境に戸惑いながらも、一歩ずつ自分の道を切り開いていることだろう。進学や就職でふるさとを離れた人たちは、都会の喧騒の中で朝日をゆっくり眺める余裕はないかもしれない。しかし遠く離れていても空はつながっていて、同じ日の光がそれぞれの場所を照らしている。新たな一歩を踏み出した若者たちの未来をふるさとの地から応援したい。
【織】
