選挙の度に書いているが、民主主義国家において、選挙の結果こそが最も正しい。自民党が単独で3分の2をとる歴史的な勝利を収め、中道は壊滅的な敗北を喫した。主要政党が消費税減税を公約に並べた結果、高市総理の是非が大きな争点となった。
国民から圧倒的な信任を受けた高市総理だが、不用意と思われる発言は気にかかる。「働いて働いて働いて」や「馬車馬の如く」は自民党総裁として強い意気込みと仲間の奮起をうながす発言だが、武力行使を伴う台湾有事が存立危機事態になり得るとの踏み込んだ発言による中国とのあつれきや、「円安で外為特会がホクホク」と円安容認ともとられかねない発言はうかつのそしりは免れない。軽率な発言で国民の利益をいたずらに失うことは、君子の道ではない。
高市総理が解散の記者会見で述べた「信なくば立たず」は論語からの引用だが、その前段で政治の要諦として「食を足し」とある。物価高騰は止まらず、本紙地域を含めて地方は衰退が激しい。政治の力でなんとかしてほしい。
(R)
