2月3日は節分。各地の神社仏閣では豆まきや祈祷(きとう)などの行事が行われ、無病息災や身体健康、商売繁盛などが願われる。
節分のもうひとつの楽しみといえば恵方巻き。その年の恵方を向き、願い事を思い浮かべながら丸かぶりする太巻きずし。途中で話してはいけない、一本を丸ごと食べ切らなければならないというなかなかハードなルールがあり、食卓は一瞬だけ異様な静けさに包まれる。
家族で食べる人数が多いので、毎年作るか買うか悩む。手作りすれば材料費は意外とかさみ、手間もかかる。今年は購入することに決め、事前注文して当日受け取るだけという理想的な状態にしている。
年の数だけ福豆を食べると、体が丈夫になって病気にかかりにくくなるという風習もある。子どものころは「もっと食べたい」と残念に思ったものだが、いつの間にか、「もう十分」と言いたくなるような数に増えてしまっている。健康状態が気にかかる年齢に差し掛かった今こそ、改めて意味を感じる風習である。今年は恵方巻きとともに、満足いくまで味わうことができそう。
【織】
