• 写真特集
  • 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

不連続線「大型予算と財政」

 各自治体で当初予算が発表されている。尾鷲市は、市長が進めたい政策分を盛り込まない「骨格予算」という位置付けだが、大型事業があり121億円余りという予算規模になった。熊野市は145億円余り。人口を考えるとおおむね100億円が「適正規模」と言われているらしい。人口減少が進む中、新型コロナウイルス対策で拡大した予算の縮小はなかなか進まない。それぞれ補助金や有利な起債が活用されているが、将来、過度な負担が残らないようにしなければいけない。

 尾鷲市で見れば、広域ごみ処理施設、尾鷲消防署、国市浜公園整備、体育文化会館と中央公民館の耐震長寿命化などの事業を抱えている。特に、国市浜公園整備は今後、安全対策でも予算が必要になることが見込まれる。

 別会計だが、水道事業会計も配管の耐震化および布設替えという課題を抱える。公共下水道を含め、全国各地で漏水やそれにともなう道路陥没などの事故が起こっている。財政面をどう手当てしていくか。選挙戦の争点の一つになるだろう。

(M)

      2月19日の記事

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ