物価の高騰が家計に影響を及ぼし始めて随分たつが、中でも食料品とともに地方の生活必需品であるガソリンは、政府の補助金が縮小されてさらに値上がりしている。ほとんど毎日車に乗るので、どうしてもガソリンを入れる必要があり、徐々に家計を圧迫してきている。
和歌山県は2月12日時点で、ガソリンが安い都道府県ランキング第2位。全国平均より8円ほど安いという。あまり実感は湧かないが、田辺市や和歌山市ではこちらの価格より15円ぐらい安いので、出向いた際はなるべく帰りに入れてくるようにしている。
新宮市で20年ぐらい前に、ガソリン価格がものすごく下落した時期があった。確か、ガソリンスタンド同士の値下げ競争によるもので、多くのスタンドもリッター80円代で販売していた。その後間もなく適正価格になったが、今と比べると半額以下だったことに衝撃を受ける。
政府は米の価格高騰対策として、備蓄米を放出する意向を示しているが、それで本当に価格が落ち着くのか不安だ。また、5年前の米がおいしく食べられるかも気がかりである。
【織】