この時期「クリスマス」の入った記事を書くことが多い。本文中ではともかく、見出しを考えるのに苦労する。見出しの文字は10文字程度にしていることが多い。「クリスマスコンサート」で10文字。「クリスマスツリー」でも8文字。「Xマス」と書いたり、「ツリー」とだけ書いたりといろいろ考える。また、季節物だけに同じページに複数の関連行事の記事があったりする。もうすぐ印刷という段階で、再検討になることもある。
見出しに「ツリーに飾り付け」とあれば、時期的に「クリスマスツリーだな」と思ってもらえる、読者の連想力に頼っている部分も大きい。
カタカナ用語、外来語が多用される時代で、弊紙で最近頻出なのは「ネイチャーポジティブ」や「カーボンニュートラル」。せめてイニシャル的でない5文字程度の言葉にならないか。
五・七・五という文字制限のある俳句ではどうか。「クリスマスツリー」は8音あって、普通なら字余りとなる。「聖樹」という言葉があるようで、一般に広がれば見出しを書くのに大変助かる。
(M)