三重県は、尾鷲農林事務所管内に出しているクマアラート(注意報)の期間を11月末から12月31日(火)まで延長する。
11月の出没件数が5件となり、注意報の基準(4件)を超えたため。
みどり共生推進課によると、4月から11月27日までの出没件数は148件。このうち11月は12件となっている。
また、紀北町によると27日、便ノ山地区の平尾吊り橋付近で、紀勢道を紀北町側から南下していた車の助手席にいた人が、川原にいるクマらしき動物を見つけた。
同課は山に入る時は、鈴や笛、ラジオなど音の出るものを携行するなど、クマに出遭わないための対策を求めている。