第23回尾鷲紅鷲会寒蘭展示会が23日(土)、24日(日)に尾鷲市向井の県立熊野古道センターで行われる。会員5人が、丹精込めて育てた約50鉢を展示する。
紅鷲と呼ばれる寒蘭に魅了された人たちの集まり。紅鷲系の寒蘭は茎が葉より高い90センチほどの高さまで伸び、花を咲かせた姿は鷲が悠然と飛翔している様子に例えられる。
会員によると、今夏は猛暑で昨年来高温傾向であることから、例年に比べ開花が2週間ほど遅れているほか、花の付きも悪い株が多いものの、展示に向けて会員らが調整に務めている。
同会は「『花よし、姿よし、匂いよし』と言われている、日本のわび・さびが味わえる寒蘭の花を見に来てください」と呼び掛けている。
なお、新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染予防のため、マスクを着用し、大声で話をしないなど、譲り合ってご覧ください」と呼び掛けている。