国の名勝天然記念物に指定されている串本町の橋杭岩が11月1日(金)~3日(日)の午後5時30分~8時30分(予定)にライトアップされる。大小約40の奇岩が暗闇に浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出す。
「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されたのを記念し、2004年から、町が毎年この時期に実施している。2017年には夜景観光コンベンション・ビューロー(東京都)から「日本夜景遺産」に認定された。
2台のトラックに積まれた「パーライト」で橋杭岩を照らす。ライトは3段編成となっており、段ごとに色が違い日替わりで組み合わせが変わる。1段目はノーカラーで、2段目、3段目の色が日によって変わる。色の系統は4種類あり、ブルー系、ブルーグリーン系、オレンジ系、イエロー系となっている。水面を照らす「LEDライト」は32台で、15種類の配色パターンがある。
町役場のホームページには、過去に開催のライトアップをドローンで撮影した動画をアップしている。なお、開催期間中は、橋杭漁港・橋杭海水浴場に臨時駐車場を開設する。
問い合わせは、串本町役場産業課(電話0735-62-0557)。