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医療確保や交通・防災など まちづくりアンケート結果 尾鷲市

 
 尾鷲市はこのほど、今年2月に実施したまちづくりに関するアンケートの結果を公表した。満足度が低く、重要度が高いとされた施策は1位から順に「地域医療体制の確保」「財政の健全化」「公共交通の確保」で、昨年に比べ3位と4位が入れ替わった。
 
 第7次尾鷲市総合計画の進行管理にあたり、市民の意見を反映し、これからのまちづくりに関してどう考えているのかを把握するために実施した。年齢や地域区分に配慮しつつ18歳以上80歳以下の市民1000人を無作為で選び、回答を依頼。374人から回答を得た。
 
 年代別では70代以上が33.4%、60代が22.5%で、住民基本台帳の人口比に対して高く、10代~50代で低くなっている。昨年同様20代で差が大きかった。
 
 回答者の世帯は「夫婦のみ」が38.2%で最多。「配偶者、子どもと同居」が24.9%、一人暮らしが17.9%などとなっている。昨年に比べ「配偶者、子どもと同居」の割合がやや高かった。
 
 職業は、会社員・公務員が31.0%、無職が23.0%、パートタイマー・アルバイト・内職などが15.5%、家事手伝い・主婦・主夫などが13.1%、自営業が8.3%だった。居住年数は20年以上が80.2%と大多数を占めた。1年未満も1.1%いた。
 
 「これからもずっと尾鷲市に住み続けたいとお考えですか」との質問に、「ずっと住み続けたい」と回答したのは57.2%。「市外に引っ越ししたい」「すぐにでも引っ越ししたい」が合わせて12.8%あった。60代以上では「ずっと住み続けたい」が70.3%、「しばらくの間は住み続けたい」が5.3%だったのに対し、10代から50代では「ずっと」が40.6%、「しばらくの間」が18.2%となっている。市街地地区より周辺部で「ずっと住み続けたい」が多くなっている。
 
 引越ししたい理由(複数回答)は、「各種福祉政策が充実していない」が20.8%で最多。「娯楽・レクリエーション施設が少ない」が16.7%と続いた。昨年は20.5%あった「雇用機会が少ない」は4.2%となっている。その他では「津波、災害への不安」「病院への通院が不便」「町に活気がないため」「公共交通機関が不便」などの回答があった。
 
 まち全体の評価については「住みよい」「どちらかと言えば住みよい」と答えた人が57.0%あった。「住みにくい」「どちらかといえば住みにくい」は計24.3%となっている。
 
 年代別では50代以下の方が「住みにくい、どちらかといえば住みにくい」が多く、周辺部の「どちらかといえば住みにくい」との回答が、市街地地区のほぼ2倍となっている。
 
 不安に感じていること(複数回答)は「老後の不安」が50.3%で最多。「地震や豪雨、火災などの災害に対する不安」が50.0%、健康面が28.1%などだった。
 
 尾鷲市の将来イメージで希望するものは「保健・医療・福祉施設が充実し、安心して元気に暮らせるまち」が55.9%、「地震や風水害への不安が少なく、安心して生活できるまち」が35.0%、「働きがいのある職場が多く、活気のあるまち」が26.2%などだった。
 
 結果は市ホームページ(▼下記参照)に掲載している。
 
 
▼ホームページ
(https://www.city.owase.lg.jp/0000017591.html)

      10月 4日の記事

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